皆さんこんにちは、スマホドクター加古川店スタッフです。
本日加古川市のお客様よりご依頼いただいたのは、iPhoneSE第2世代のホームボタンが押せなくなったという症状の修理です。
物理ボタンと感圧式ボタン
ホームボタンが押せなくなるというのはどういう事だろうと思う方も多いと思いますが、iPhoneには物理的に押せるボタンと感圧式になっているホームボタンの2種類が存在します。
▼物理的に押せるホームボタンが塔載されているiPhone
・iPhone3G/iPhone4/iPhone4S/iPhone5/iPhone5S/iPhone5C/iPhone6/iPhone6Plus/iPhone6S/iPhone6S Plus/初代iPhoneSE
▼感圧式ホームボタンが塔載されているiPhone
・iPhone7/iPhone7Plus/iPhone8/iPhone8Plus/iPhoneSE第2世代/iPhoneSE第3世代
物理ボタンは指で押し込むことでカチッと本当にボタンが沈んで押せるのに対して、感圧式ボタンはボタンを押し込もうとしても押し込めず、ボタンが指を感知してそれと連動してバイブが震えるようになっていて、まるで実際にボタンを押したかのように感じ取ることができます。
iPhoneの電源を落とした状態でホームボタンが押せる機種が物理ボタン。
iPhoneの電源を落とすとボタンが押せなくなるのが感圧式ボタンとなります。
もしiPhone本体が起動しているのに、ボタンが押せなくなってしまった場合は故障が考えられます。
iPhoneのホームボタンが押せなくなってしまう原因
上記のことを踏まえてホームボタンが押せなくなってしまった場合の原因で多い事例をご紹介させていただきます。
①ホームボタンを強く押し込んでしまったことでホームボタンが割れてしまった(感圧式ボタン)
②iPhoneを落下させる等、衝撃を与えてしまいホームボタンが割れてしまった(感圧式ボタン)
③経年劣化でボタンが陥没してしまった(物理ボタン)
④自己分解の最中にホームボタン関連のケーブルを断線させてしまった
⑤iPhoneを水没させてしまった
ホームボタンの故障でご相談を頂いた場合はこれらが原因で故障や不具合が起こっていることが多いです。
原因によって修理内容も変わってきますので、ホームボタンの故障でご来店された場合はまず無料お見積りをさせていただきます。
今回修理のご依頼をいただいたiPhoneSE第2世代の症状
今回修理のご依頼をいただいたiPhoneSE第2世代は、ホームボタンが押せないことに加えて画面のタッチ暴走が起こっていました。
故障の原因をうかがうと、お子様が使用しているからわからないとのことでした。
本体を分解して中の状態を確認させていただくと水没反応があるのと、所々に塩が付着していたので海水で水没させてしまっているものと考えられます。
本体の洗浄作業をさせていただきましたが症状は変わらず動作に不具合がある状態でしたので、ホームボタンを交換すると問題なくボタンを押すことができるようになりました。
iPhoneを水没させてしまうとホームボタンが押せなくなってしまう事が多いです。本体に衝撃を与えていないにも関わらずホームボタンに不具合が起こっている場合は水没の可能性を考えましょう。特に日ごろからお風呂で使用している方に多いので、お風呂で日常的に使用されている方は注意しましょう。
今回の修理のまとめ
今回のiPhoneは水没が原因でホームボタンが故障してしまったことによる不具合でした。
ホームボタンを交換することで問題なくボタンが押せる状態になり、データも取り出すことができました。
ホームボタンが故障してしまった場合はボタンの交換で復旧は可能ですが、指紋認証が使用できなくなってしまうので、水気のある場所でのスマホの使用は控えるようにしましょう。
■iPhoneSE第2世代 ホームボタン交換修理￥5,300(税込み)
水没洗浄作業￥2,200(税込み)
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